桜もほころびはじめ、ここ南の地方都市も春の訪れを告げている。
最愛の娘が巣立っていった。
震災の余波が続く中、景気も全く先が見えない。
君は一人荒海をついて船出していった。
希望と夢に胸をふくらませ、笑顔で出て行った。
親として一体何が出来たろう。
君といられた22年間は私の財産だ。
今はただ君の幸せを祈る。
就職先はこの地方都市から北東に直線で約485km。
娘は本命星「三碧木星」月命星「六白金星」。
出発した3月30日は年盤で中宮に七赤金星が入り
北東は一白水星が廻座。一白は本命では生気で凶殺無しの大吉。
月盤でも中宮七赤、北東一白廻座。
月命は一白退気、凶殺無しで吉。
気学の転居方位取りでも大吉の船出だ。この日取りは
私が助言したものではない。就職先の企業が決定して
それにしたがった偶然の賜物だが、
まさにこれが企業と娘の相性の良さを物語っている。
ドアの外は吹雪でも君なら笑顔で歩いてゆけるだろう。
父も又、新たな夢を胸に・・。