家相で読み解く、家族関係「家庭運」

かつて日本は村落を中心に大家族制で
お爺ちゃんお婆ちゃんと若夫婦と孫が同居していました。

若夫婦が仕事の時は老夫婦が孫の面倒を見るという
微笑ましい日常が営まれていた事でしょう。

しかし、一見ほのぼのとした関係の中でも
常に家族関係が円満だったとは言えません。

この関係では最大の軋轢は嫁姑の問題が
多くありました。
家長はお爺ちゃんで、家事はお婆ちゃんが
権限を持っていました。

ドラマなどで見るよりも過酷で家風に馴染まないお嫁さんは虐げられていた事もあったようです。

男尊女卑の考えが残る戦前は
嫁は虐げられても「辛抱する」事が大事だと
母から子へ教えられていた事もあったでしょう。

家屋の間取りはフスマで区画された田の字型プランが主流で
和室で構成されていました。

以前の記事でサザエさんの磯野家の間取りを家相検証しましたが、
区画は壁で間仕切っていますが、田の字型間取りプランは踏襲されています。

そして一番いい間取りの区画に波平と舟の部屋がありました。

現代は「核家族」化が進み約60%が核家族、
15%が大家族という割合になりましたが、
これにより最も解き放たれのはお嫁さんでしょう。

高度成長期には「三食昼寝付き」という言葉も生まれました。

核家族化にともなって家屋の間取りプランも大きく変化しました。

家族構成も夫婦に子供も二人が主流です。

現在、家族の中でも子供の存在が重要視されています。
この構成での間取りは夫婦寝室に子供部屋が二つで
3LDKか4LDKとなります。

間取りの吉方位は、女子部屋が西方位、男子部屋が東方位、
夫婦寝室が北西方位、台所が南東方位、
LDが南に配置すれば大吉家相となります。

これで家庭運上昇間違いなし。