家相学による夫婦寝室の基本

家を建てる際に家相を考慮した間取りの新築プランは
プライマリーデザインとなります。

家相は、方位に吉凶を精査しますが、方位だけではなく各部屋の
間取りの面積のバランスや形状、動線、換気、採光、構造、等々、
建築学でも重要な要素を重視します。

空間的にも、快適な生活が営める事が基本となります。

家族関係も家相による吉相住宅で、健全に築かれます。

家族の関係で大事なのは、第一に夫婦関係です。
これさえうまくいっていれば、親子の関係も安定が保てます。

夫婦の関係がしっくりいっていないと、
親子の関係はうまくいきません。

夫婦関係を吉相に導くには、間取りは主寝室が重要となります。

主寝室は方位は、北西に配置して下さい。
北西は主人の定位です。主人の活力が上昇する方位です。

主人の活力が減衰した状況では
夫婦関係がうまくいくはずもありません。北西ならばプラスの
ベクトルが働きますので、夫婦関係も良好で仕事にしても一日の
疲れを癒やし明日のエネルギーを養います。

部屋の広さは、8帖前後の間取りで計画して下さい。
この広さはダブルサイズのベットをおくか、又はシングルを二つ置き、
夫人の鏡台を置くとこのくらいは必要です。

ベットの配置は、枕元が入口ドアと逆方向を向いて置く事。

それに枕が正中線四隅線に掛からないように注意して下さい。

マンションであれば、梁の下に枕が掛からないように配置して下さい。

窓は掃出窓は避けて腰窓とする。窓の高さは下端がベット高さより
50CM程度高くして下さい。性能は防音サッシとするかペアガラスと
して下さい。

主人の書斎コーナーを設けるのであれば、この窓際に
設置して下さい。

窓を塞がないように、左側採光で配置するといいでしょう。

お子様の小さいうちは、一緒に就寝する事も結構です。

上記の家相学の間取りの定理を用いて家族の基本である夫婦関係を
良好に築いて下さい。



事務所移転しました その2

前回、当事務所を移転した事を報告しました。

候補の中から吉相物件を決定しましたが、間取りは全てが吉相という
訳ではありません。

自己診断して、各部位では凶相用途も多少あるのですが
間取りは、総体家相で吉相に振れる物件です。

鬼門 裏鬼門はRCの壁で封じられています。
これは、南東向きにメインバルコニーが配置された物件であれば
概ねそうなります。

この物件の、どこがいけないかといえば、
家相の「三所」のひとつである宅心に水回りがきている。

辛うじて台所と便所は外れていますが、洗面と浴室が掛かっています。

既成のマンションで各部位の間取りが全て吉という物件は
おそらく皆無でしょう。

ある程度は妥協しないと、自分で土地を買って
吉相設計で【吉相の家】を建てる以外はありません。

それだけの資力は、しがない家相建築家にあるはずもなく
賃貸マンションを吉相でチョイスする事となります。

今回転居したマンションの間取りは、いいほうだと思います。
私の診断では吉相ランクの「C+」になりました。

一応、吉相のマンションではあります。

階数は15階建です。

契約したのは13階の部屋です。
海に近く見晴らしがいいのですが、近くに高速道路が走っていて
騒音が、多少有ります。

分譲マンションならば、この立地であれば
サッシは防音サッシとなるところでしょうが
賃貸なので普通のサッシです。

しかし、窓を閉めてしまえば私はそれほど神経質ではないので
気になるほどはありません。

家相は吉相に振れていますが、土地相はどうなのか。

風水学の四神相応については概ね吉相です。

南の孔雀は、中高層が点在するものの概ね平地が広がり吉。

北の玄武は、海が近く吉相とは言い難い地形です。

東の青龍は、川が海へと繋がり吉。

西の白虎は、200m先に幹線道路がありこれも吉。

という事で四神相応は概ね吉です。

一般的に家族を持った後に、転居する理由は様々ですが
切実な事情が絡んでいます。

そのような中で、吉相物件を選別する事は至難です。

費用も掛かり度々転居することは容易ではありません。

慎重な検討が必要となります。


事務所移転しました

最近事務所を移転しました。

当事務所は個人事務所ですので
間取りは自宅兼用の事務所です。

3月の転居移動方位取りで北方位は大吉だったのでその方位に
物件を物色して決定しましたが、この時期は新入学や就職で
引越業者が繁忙期に入ります。

2ヶ月前には引越し日も決定しないと業者が見つからない事も
考えて、1月中に物件を決定しようとネットで探して物件漁り。

物件は家相吉で決めようと広さや予算と方位で条件の合う
マンションを探しましたが数が限られます。

それでも数件に絞り家相診断をして最終決定しました。

物件の間取りはバルコニー南東向きの東側角部屋です。
しかし既存のマンションで全て大吉という物件は稀有です。

そのような物件の間取りは家相で吉相計画した物件
以外はないでしょう。

マンションは商業ベースに乗るかどうかが第一義です。

容積を最大限に活かしてレンタブル比の効率のいい計画。
これが設計事務所に求められる施主からの最大条件です。

となれば家相を考慮する事は二の次三の次となることは
当然と言えるでしょう。

吉相物件があったとしても偶然そうなったという事です。

今回私の決定した物件はバルコニー南東向きの東側角部屋
ですが、皆さんも家相の知識はなくてもこのような条件の
物件をチョイスすれば家相の間取りは吉相に振れる場合が多いと思われます。

参考にして下さい。

間取りで運気は変えられる

◆ 家相間取りで運気上昇

40代で新築して長年居住してきたが、
考えてみればここに移ってから大小様々な
禍が振りかかるようになった。

妻は病気がちになり夫婦仲もしっくりいってない。

子供は長男と長女に恵まれたが長男は勉強が苦手で
スポーツも興味なく部屋に閉じこもりがちだ。

長女は中学生になってから出歩くようになり
化粧を咎めたら激しく反抗された。

仕事もリーマン・ショックでリストラされ
今は零細企業で若いものに顎で使われている。

・・・これは珍しくもないよくある一般家庭の素描かもしれません。

「これが人生か・・」と時の流れに身を任せる。
しかし果たしてそうでしょうか。

その家庭に根付いた運気は変えられないものでしょうか。

当事務所で依頼を受けて間取りを家相診断した家屋の約7割は凶相です。
そしてその中の3割は大凶が顕現しています。


新築時の間取りで家相を考慮していなければ殆どが凶相に傾きます。


設計事務所でも家相に疎い設計者が多いのも事実です。
それでも鬼門裏鬼門くらいは解りますので
「間取りは家相を考慮してください」といえばその程度は盛り込むでしょう。

しかし、この「鬼門」「裏鬼門」は割付を間違うと吉相と
思っていたものが実は大凶だった、という事もよくあることです。

家相の初歩である鬼門裏鬼門の設定を錯誤すれば後は推して知るべしです。

家相はまず家屋の重心を設定しその重心から真北を導き
24方位割家相吉凶を精査して、
そこから各部屋の吉凶を見定め間取り計画を進めます。

基本の「鬼門」「裏鬼門」「宅心」の三所もこれで割り付けられます。
今の運気が現実で避けられないものと思っていませんか。

家相を専門家に診断してもらい吉相リフォームをすれば
きっと運気は開けます。

一度の人生、諦めは禁物です。