当事務所の業務に「吉相リフォーム間取り企画図作成業務」があります。まず、下記の条件をメールにて送付してもらいます。
１. 新設の間取りや使い勝手等の御希望
２. ご家族の職業等
３. 土地の用途地域、建蔽率、敷地面積、現況の家の床面積等の情報
改装の御希望の間取りを勘案し当事務所で、建築基準法、建築構造、等を精査の上
凶相ランクと合わせて、リフォーム提案書（Ａ4版エクセルデータ）を
作成し送付します。
ａ.リフォーム提案書作成（Ａ4版エクセルデータ）
この提案書を基にメールにて打合せて、下記図面の作成。
ｂ.各階（1階～2階）改装平面図作成（改装前図・改装後図）・ＰＤＦ2枚
ｃ.各階改装２４方位割り付平面図作成（1階～2階）・ＰＤＦ４枚
この間取り企画図を基に工務店等と打合せしてリフォームを行うという手順です。
今回の御相談は上記のリフォーム提案書についての質疑です。
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相談吉相リフォーム間取り企画提案書を拝見しました。
提案書について質問します。ご回答お願いします。
1. 和室を有効利用したいのですが納戸以外でも使用したいのですが
如何でしょうか。
2. 仏壇をこの和室に置くことは大凶ということでしょうか。
3. 神棚の位置の希望は①と②の位置は不適という事ですが
何かいい方法はないでしょうか。
4. ＬＤのサッシの変更でペアガラスとは何でしょうか。
5. PSを洗濯機に移動すれば洗濯機はどこになりますか。
6. トイレの大凶は改善できますか。
7. 脱衣洗面室には出入口ドアがありません。
8. ２階廊下の天窓は現在の状況では冬場に結露が落ちてきています。
9. 和室は必ず欲しいのですが間取り企画図で入れて下さい。
回答企画提案書について御質問に回答します。
1. この和室の形態は直接採光開口の無い通称行灯部屋という
居室形態です。この間取りは形態的に凶相です。特に宅心部（五黄土星）に
気を滞留させて淀ませてはいけません。更に仏間としての
方位割で丑艮寅は大凶です。この配置の仏間は大凶になります。
又、居室としても用いてはいけません。納戸で御検討下さい。
2. 和室に仏壇を安置するのは取り止めて下さい。和室自体も
居室としては使用しないで下さい。納戸で使用してください。
仏壇位置は御希望のダイニング右で辰方位で吉相方位です。
仏壇はここに安置して下さい。ただ北向き安置で南向き礼拝になるので
大吉相ではありません。
3. 神棚①は向きは適ですが方位が凶、神棚②は向きは不適で方位が吉です。
どちらも一長一短あります。
この間取りで簡易改良で吉相顕現する方法を示します。
① ホールからのドアを右側一杯に寄せる。
② リビング出入り口ドアを片引きドアに変更して
上一杯に寄せる。（幅は950Ｗ）
③ 神棚②を反転してリビングとダイニングの間仕切壁に移動する。
これで方位辰、向き東礼拝西で大吉です。
4. ペアガラスとはガラスが２枚で空気層を挟んだ
ガラスで結露が発生しません。業者に指示すれば解ります。
5. ＰＳはユーティリティーの現在洗濯機の部位に変更して下さい。
洗濯機と掃除流しは反転してください。
6. トイレはユーティリティーと大きさを逆にしてトイレを広くして
下さい。そうすると癸方位を多く含み正中線も外れます。
企画図で示します。
7. 勝手口は気が滞留しない為に必要です。窓でも良し。
現在閉塞空間になっています。これは気が淀み強い凶相です。
8. 天窓採光は必ずペアガラスにして下さい。開閉が下から自由に
調整できて主人のコントロール下に置ければ廊下の凶意は
軽減します。
9. とにかくここの和室も居室も取り止めて下さい。納戸で使用して
下さい。直接外部から自由に主人が気を操れなければ凶です。
この形態は気が滞留し淀みます。
新しく和室を吉相間取りの配置で企画します。
宜しく御検討下さい。
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◆ 結果
この後、提案書のやりとりを数回繰り返して、間取り企画図を作成し
リフォーム工事を行いました。