家相学による仏壇の配置

既に仏壇が安置されている間取りの多くは和室の中の仏間に
安置されている事が多いでしょう。

一般的に仏壇は家相に精通していない設計者でも間取りの安置方角は
適当に配置はしません。

新築で吉相の間取りを計画する場合は
安置方角の他にも家相的に吉になるようにして下さい。

安置方角は東向安置で西向き礼拝か南向き安置で北向き礼拝です。

又は東から北の間の方角で安置します。
これは仏教の西方浄土の思想からきています。

極楽浄土は十億万仏土の彼方に太陽が沈む西方位にあるという
阿弥陀経の教えが墓の向きや仏壇の向きに及んでいます。

従って仏間を配した間取りの和室も
家相的には西方位が吉という事になります。

この和室はできるだけパブリック空間と結ばれたプランとします。

間取りの中で孤立した配置は避けて下さい。
リビングと襖戸でオープンに連結した動線とします。

普段は襖戸を開けておいて家族から仏壇が見えるように配置します。

又、仏間を西方位に配置した場合は
西日が直接に仏壇に当たらないようにします。

エアコンの風も然りです。ハネの向きを調整して下さい。

仏壇は湿気も嫌いますが西方位の配置であれば、大丈夫でしょう。

家相は掃除も重視します。
掃除の際は仏壇専用のハタキや布巾を用意して下さい。

布巾は乾いたもので拭いて下さい。

和室の中の配置は、仏間を配する部屋の辺が2間であれば、
外壁側から順に一間の床の間、半間の仏間、半間の押入とします。

辺が一間半であれば半間の床の間、半間の仏間、半間の押入とします。

仏間の背の壁は不浄用途(便所、浴室、台所等々)の不浄壁と
接しないようにします。2階建てであれば仏間の直上は収納とします

仏間を吉相の間取りとすれば家屋に吉相の運気を呼び込んできます。