
この火災は、院内の18人のうち、入院患者8人と元院長夫妻の計10人が死亡し5人が負傷した火災だった。
13日の県警発表では、1階の処置室内にあった温熱治療機器のコンセント付近に、燃えた痕が残っていたことが判明した。
県警は火災原因はこの治療機器の配線のショートが原因とみているらしい。
又、市消防局は被害が拡大した要因は、防火扉の不作動が原因の一つと指摘している。
県警は更に、1階から出火し短時間で燃え広がった原因を調べている。
読売新聞に、この建物の間取り図が記載されていたが、
家相的には吉相間取りとは言えない。
方位は定かでないが形態はL字に変形した建物である。
建物の家相の重心は建物内部から外部にズレている可能性がある。
であれば「主人不在の相」が顕現する。階数は4階建てだがエレベーターは設置されていない。
日常の昇降は2つある階段を使用していたことになる。
屋内階段なので煙感知器連動の常時開放扉か、もしくは常時閉鎖扉を設置する事になる。
扉が常時閉鎖扉だった場合は、日常的に使用していた階段だと
開け閉めが面倒なため扉に楔を挟んで常時開けている事がある。
この状態では非常時に煙が階段を登って煙突の効果を生み火災が拡大しやすい。
非常階段と日常使う階段を兼用する際には注意が必要だ。