
文庫書き下ろしという珍しい形態で始まった作品だが、全7巻完結らしい。
第1巻の序章から徐々に盛り上がり読み進めていく内に個性的なキャラが次々登場して物語に厚みを加えていく。
兎に角面白い。今月10/19に映画も公開予定という。
これも又特殊な企画で原作がまだ半分も終わってない内に、一体どんな内容になるのか。映画も続編へ続いていくのか、
興味深いところだ。
映画の方の監督は阪本順治で福井晴敏の原作を過去に映画化している。
坂本と福井は前回の福井作品映画化の際に知り合い意気投合して、
この時に今回の「M資金」を題材にして
小説と映画のコラボレーション企画が持ち上がった。
これは坂本が以前から温めていた企画らしい。
映画の方も期待が持てるが、見ようか止めとくか迷っている。
何しろまだ小説が未完なのだ。
キャストも発表されている。
「M」が香取慎吾、これはまあいいだろう。
真舟が佐藤浩市、はまり役だ。
石優樹が森山未來、ウーン少しイメージが違うかな。
高遠美由紀が観月ありさ、期待できる。
酒田が寺島進、キャラが立つだろう。
とりあえず第3巻まで読み終えているので、小説を読み終えてから
動画サイトでみるとするか。