
私が在住する九州でも
JR九州が施設基準違反を75ヶ所で放置していた。
内容は線路脇の電柱などの鉄道設備の基準違反が75箇所もあるという。
私も地元でもありよく利用しているが、
この様な経営陣の危機管理意識の低さは驚きを隠せない。
更にこの違反が原因で電車の車両を擦る事故も
発生していたという。
しかもその事故を起こしていた車両というのが
今年、JR九州が目玉として運行開始した
豪華寝台列車【ななつ星】だ。
せっかくの【ななつ星】デビューにケチを付けた格好だ。
この施設基準というのは旧国鉄の時代に内規として定めた
基準らしいが1960年代に規則を作成して以来
一度も点検した事はなく、事実上放置されていた。
何のための施設基準か。早急の対応は勿論だが
経営陣の深い自省を求めたい。